2010/5/27
複雑な心境
5月27日(木)
6月13日開催予定のアイアンマン・ジャパンの開催、延期の検討がされていますね。理由は、口蹄疫の島内侵入の危惧です。口蹄疫の感染は、畜産業を占める割合の多い五島市にとっては、深刻な問題です。
選手の感情を考えれば、開催して欲しいところですが、そんな簡単な問題ではありません。おそらく、五島:中尾市長は、大会実行委員長でもあり、現在苦渋の選択をせまられているところだと思います。
できることなら、多くの選手が、この日のために沢山の汗と涙を流し、モチベーションをつくってきたのですから、開催されるといいですよね。延期となると休みの問題、お金の問題・・・出場選手も減ることになるでしょう。自分もせっかくチャレンジするのですから、「最高の状態で臨む選手達と闘いたい」です。
しかし、この間五島でアイアンマンが開催することができてきたのも、島民の方々の生活と理解・協力があってのことです。
やはり、今回は、五島市民の声を第一優先にしなければいけません。
そして、もし開催が延期・中止となっても、今まで場所と最高のレースを提供してくた五島の方々への恩返しだと思い、素直に受け入れなければいけませんね。それが私達にできる唯一の協力でしょう。
なにわともあれ、開催の有無が発表されるまで、経過を見守りましょう。それまでは、万全な状態をつくるために頑張っていきます。気持ちの切り替えは、それからですね。