2011/2/22
☆素晴らしい1日☆
2月22日(火)”ひまわり”英治
二度目の成人式。お祝いの言葉、勇気付けられる言葉、励ましの言葉=皆様から「ありがたい言葉」をいただき、今日も感謝の連続でした。
そして、ある方から、「素晴らしいお話」をいただきましたので、紹介させていただきます。
「運とツキの法則」
人生に運とツキというものは確かにある。しかし、運もツキも棚ぼた式に落ちてくるものではない。「安岡正篤一日一言」に傳方家寶(でんかほう)」と題する一文がある。このおしえの最後に安岡師は、「永久の計は一念の微にあり」と記している。
人生はかすかな一念の積み重ねによって決まる、というのである。
新潮社を創業した佐藤義亮氏に、浅草で商いを手広く営む知人があった。ある晩、その人の店が全焼した。翌日、佐藤氏が見舞いに駆けつけると、なんと、知人は酒盛りして騒いでいるではないか。気が触れたか、とあきれる佐藤氏に、知人は朗らかにいった。
「やけになってこんな真似をしているのではないから、心配しないで下さい。私は毎日毎日の出来事はみな試験だ、天の試験だと覚悟しているので、何があっても不平不満は起こさないことに決めています。今度はご覧のように丸焼けで、一つ間違えればこじきになるところです。しかし、これが試験だと思うと、元気が身体中から湧いてきます。この大きな試験にパスする決心で前祝いをやっているのです。あなたも是非一緒に飲んで下さい」その凄まじい面貌は男を惚れさせずにはいない、と佐藤氏は言っている。知人は間もなく、以前に勝る勢いで店を盛り返したという。
明末の大儒、呂新吾は言う。
「精神爽奮(せいしんそうふん)なればすなわち百廃倶(ひゃっぱいとも)に興(おこ)る
肢体怠弛(したいたいし)すればすなわち百興倶(ひゃっこうとも)に廃(すた)る」
=精神が健やかに奮い立てば、もろもろも廃れたことが一斉に興る。手足身体が怠け弛むと、もろもろの盛んなことも一斉に廃れる。
運とツキを招き寄せる法則は古今に不変である。
最後に、つい先日、大和ハウス工業の樋口武男会長から伺った話を付記する。
「人の道を守らない人間、親を大事にしない人間、恩ある人に砂をける人間に、運はついてこない」
人生の心理はシンプルである。
みなさんは、どう感じられたでしょう?