サンライズイワタ　～バイク終了まで

平成25年9月26日（木）大安

この前の続きです。
スイムが終わり次はバイクになります。

ここでバイクコースの説明を少しします。
バイクコースはスズキ自動車のテストコースを使用します。
１周6.5kをAタイプは10周します。トランジットまでの往復を含めて
トータル70kになります。
レース前、レース中はそんなに気にはしなかったのですが、レースを振り
返った時によく企業は大事なテストコースを貸してくれたもんだと思いまし
た。企業秘密と言われても問題のないテストコースを選手、スタッフだけ
でなく応援の人も入れてくれるスズキ自動車の太っ腹な対応は改めて
すごいと思いました。
コースはフラットと聞いていましたが多少のアップダウンはありました。
といってもバイクが得意な人は苦にならない程度で逆にうまく利用
できそうな感じも受けました。道幅も広く、追い越しもしやすいの
ではないかと思いました。
まあ自分は追い越されるだけですのであまり関係はないですが。

ウェットスーツを脱ぐのに相変わらず手間取ったのですが、バイクの準備を
しっかりとバイクコースに向かいました。
テストコースに向かう途中で”ひまわり”さんを見つけたので挨拶をして
テストコースに入りました。競技説明会でも話があったのですが、
テストコース入り口は舗装されておらず、砂利道になっているので
追い越し禁止、最徐行で走行をということをいっていました。
企業さんの都合でこの箇所は舗装できないということでどんなかと思って
実際に見たら想像していたよりも砂利道でへたをするとパンクするなと
思っていたら目の前でパンという音と砂煙が舞いました。
前を走行して選手が左によけていきます。パンクしたみたいです。
それからたった数メートルですがビビリながら走りました。

無事にパンクすることなくテストコースに入ることができました。
テストコースは実際に走ってみるととても走りやすく、練習をしてい
ないくても早く走れると勘違いをしてしまいそうな感じでした。
とはいえ行きは向かい風が若干ありスピードがあがらない箇所など
ありましたが楽しく1周目は終えることができました。
ちょっと疲労感はありましたが、このままいけば2時間ちょっとで
終われるかと思ったのですが、現実は甘くなく、周回が進むにつれ
足のダメージは大きくなり、平均スピードも徐々に落ち、苦しい苦しい
10周になりました。
補給食もカーボショッツ2本、ワンセコンド2本をバイク中にしっかりと
とり、熱中症対策のタブレットも4個程度食べたのですが、それだけ
では足りなかったようで、8周目ぐらいにお尻もいたかったので軽く
ダンシングをしたら太ももがつりました。
このときから熱中症の初期症状がでていたみたです。補給をしたの
ですが、どうやらうまく吸収できていなかったみたいです。

最初は多くコース上にいた選手も自分が10周目に入るころにはだいぶ
少なくなってきました。

バイクの制限時間にびくびくしながらも無事に10周を走り終えることが
できました。

次は過酷な20kの旅になったランですが、また次回にしたいと思います。